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仕組みと仕込み





『仕組み』と『仕込み』

尊敬するS&Cコーチの方の言葉ですが、いまはこの違いを意識して、指導に臨んでいます。

●仕組み
選手に『なにを』取り組ませるか。年間計画、練習メニュー、スキル指導など。
S&Cでいえば、ピリオダイゼーションであったり、それに基づいたプログラムデザイン、測定評価、エクササイズ指導など。

●仕込み
選手に対し『どのように』取り組ませるのか。選手の年齢や性別、身体や精神面、置かれている環境、性格や個性なども配慮した上で、どんなアプローチをするのか。
S&Cでいえば、適切な目標設定、選手とのコミュニケーション、段階に応じた課題設定、選手の観察、様々な切り口のフィードバック、モチベーションアップのためのアプローチ、などなど。

仕組みはティーチング、仕込みはコーチングと言い換えることができるかもしれません。
または前者が『教える』、後者は『育てる』。

辞書で調べると、仕込みには『教え込むこと。しつけ。教育。』と書いてあります。
教える→教え込む。『込む』が入るだけで、グッとハードルが上がる気がします、、、

食材を用意するだけでなく、美味しくなるように下ごしらえする=仕込み。料理は仕込み次第で、味がガラリと変わりますよね。

それと同じように、理屈や技術を教えるだけなら簡単ですが、それを選手ができるように教え込む、主体的に取り組むようになるまで教育していくのは、いろいろな工夫が必要だと思います。
まさに指導者の腕の見せ所、知識や経験・センスなど含めた、真の指導力が問われる部分です。

もちろん、S&Cコーチとして、仕組みを知ることがまず先決です。科学的根拠に基づいたプログラムを提供するのは最低限の役割です。
が、それをどのように伝えるか、仕込んでいくかは、教科書には載ってないこと。現場で壁にぶつかりながら、試行錯誤を繰り返すしかありません。

仕込む相手は生き物ですから、正解は1つではありません。選手によってアプローチが異なるはずです。また、同じ選手でも、その日の体調や心の状態などで、微妙なさじ加減が必要になります。
その日その日の食材に合わせ、絶妙なバランスを見定めて仕込む料理人と一緒ですね。

よ~く味が染み込むように、美味しく発酵するように、コツコツコツコツ選手を仕込んで参ります。。

S&C自習室 岸晃輔
Category: 未分類

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